昔の白髪染め
白髪に対抗するために真っ先に思いつくのは、おそらく白髪染めではないでしょうか?近年は天然、自然由来の製品もありますが、そういったものがまだ不十分であった時代には、副作用も懸念されていたことでしょう。昔の白髪染めはどんなものだったのでしょうね?気になったので、歴史とか過去の製品を調べてみました。
白髪染めの歴史は、もっとも古いもので紀元前3000年まで遡ります。大昔は植物や鉱物を使って作られていたようです。そういえば、絵の具や化粧の類もそうですよね。化学的な成分がまだなかった時代には、こういった自然界のものが利用されています。今でも一般的に使用されている「ヘナ」なんかは、あの世界三大美女の一人であるクレオパトラも愛用していたのだとか。
日本では、「平家物語」によると、討ち取られた家来の髪を洗うと墨が流れたそうです。ということは墨を髪に塗って白髪を隠していたということですね。墨を塗るって、髪に良くなさそうな気もしますが、これも松の煤やニカワが使われていたことを考えると、元は自然のものだし良かったのかもしれませんね。
化学成分が使われるようになったのは19世紀。ヨーロッパで酸化染料が使われていましたが、すごく時間がかかるもので1日がかりだったそうです。ですが、酸化染料をきっかけに白髪染めは改良され続け、現代のスピーディな白髪染めになっていったわけですよ。先人様様ですよね。これからもっと副作用の少ない身体に優しい白髪染めが開発されていくことでしょう。


